1. しぜん
  2. 野外の危険な生き物について

野外やがい危険きけんものについて

もの危険きけんなのは、自分自身じぶんじしんてきからまもるため

 自然しぜんゆたかである場所ばしょにはそのぶんおおくの種類しゅるいものみ、なかにはどくをもつものもいます。本来ほんらいそのどくもの自身じしんてきからまもるためのものです。ひとやアブなどの仲間なかまをのぞけば、人間にんげんつかまえようとしたりちかづいたりしたりすることがないかぎり、ものほうからちかづいてきておそわれることはありません。

 ただし、観察かんさつしているとき偶然ぐうぜんそれらのものちかづいてしまうことがあります。その場合ばあいはあわてずゆっくりとそのからはなれるようにしてください。

らないもの直接ちょくせつさわらないこと

 ハチは危険きけんもの代表格だいひょうかくです。黄色きいろ黒色くろいろしま模様もようは「危険きけんだからちかづかないで」というハチからの警告けいこくです。工事中こうじちゅう立入禁止たちいりきんし場所ばしょなど、人間にんげん社会しゃかいでも黄色きいろ黒色くろいろしま模様もよう危険きけんをあらわしています。このような危険きけんらせる模様もようを「警告色けいこくしょく」というのですが、残念ざんねんながら危険きけんものすべてが警告色けいこくしょくをしていて見分みわけられるわけではありません。

 危険きけんものかどうかを見分みわけるためには種類しゅるいおぼえておく必要ひつようがありますが、種類しゅるい大変たいへんおおくすべてはおぼえられません。らないものつけた場合ばあいは、直接ちょくせつでさわらないようにしましょう。

ハチについて

1.ハチやにはちかづかないこと

 ハチはとても種類しゅるいおおいのですが、とく危険きけんなのはアシナガバチ、スズメバチ、ミツバチで、注意ちゅうい必要ひつようです。ハチの毒針どくばりされるとつよいたみをかんじ、おおきくはれ、最悪さいあく場合ばあいショック症状しょうじょうこします。 ただしハチも自分じぶんたちをまもるために毒針どくばりっているのであって、ひとつけてむやみやたらとすためではありません。ハチ自身じしん危険きけんかんじたとき、たとえばづかずにひとがハチのちかづいてしまった場合ばあいなどに攻撃こうげきしてきます。もしハチのつけたらけっしてちかづかないようにしてください。 アシナガバチやスズメバチは、ひくがしげった場所ばしょみなど)につくることがあり、えにくいのでがつかずにちかづいてしまうことがあります。ハチのちかづいた場合ばあいはたらきバチがひと周囲しゅういびまわり警告けいこくをはじめます。まんいちハチのちかづいてしまった場合ばあい、あわてずにひくくして、ゆっくりとからとおざかるようにしてください。


えだつくられたキイロスズメバチの


つくりはじめのアシナガバチ(うえ)とやぶのなかつくられたつけにくい(した)

2.ハチはあまいにおいが大好だいす

 ハチはあまいにおいのするものをこのみます。あまいジュースなどはハチがよってくる原因げんいんにもなります。ヘアスプレーや化粧品けしょうひんのにおいなども同様どうようです。あせのにおいによってくることもあります。もしハチがちかよってきたらでふりはらったりしてはいけません。あやまってハチにたったりするとぎゃくされます。ひくくしてハチがとおりすぎるのをつか、そっとゆっくりハチからはなれるようにしてください。おどろいてきゅううごくとハチを刺激しげきするばかりかべつ事故じこにつながります。

3.ハチはくろいものを攻撃こうげきする習性しゅうせいがある

 ハチが攻撃こうげきする場合ばあいくろいものを集中的しゅうちゅうてき攻撃こうげきする習性しゅうせいがあります。野外やがいかけるときにはくろっぽい服装ふくそうはさけるようにしましょう。

4.むやみにハチをころさない

 危険きけんだからといってハチをあみでらえ、ふみつぶしてころした場合ばあい体内たいない毒液どくえきります。これには警報けいほうフェロモン(においのようなもの)がふくまれていて、ちかくにある場合ばあい仲間なかま危険きけんらせびよせる効果こうかがあります。かえって危険きけんなので、むやみにハチをころしてはいけません。

5.樹液じゅえきにスズメバチがいたらちかづかない

 雑木林ぞうきばやしのクヌギやコナラの樹液じゅえきし、カブトムシなどがあつまります。スズメバチもこの樹液じゅえき大好だいすきでよくあつまります。オオスズメバチはえさでもなわばり意識いしきつよ攻撃的こうげきてきなので、樹液じゅえきにハチがいた場合ばあい絶対ぜったいちかづかないようにしてください。


樹液じゅえきたオオスズメバチ

もしもハチにされたら

  1. ミツバチにされると毒針どくばりのこるので刺抜とげぬきなどでのぞきます。アシナガバチやスズメバチの場合ばあい毒針どくばりのこりません。
  2. ポイズンリムーバーがあればされたところからなるべくどくします。
  3. ハチのどくみずけます。そのためされたところ流水りゅうすいによくさらし、なるべくどくながします。
  4. むしされのくすりこうヒスタミンざい)をります。
  5. なるべくはや病院びょういん診察しんさつけてください。
  6. ハチのどくはじめてされたときよりも、2回目かいめ以降いこうされたときほう危険きけんです。めまいや、じんましんなど、アナフィラキシーショックとよばれるショック症状しょうじょうこす場合ばあいがあります。大変たいへん危険きけんなのですぐに病院びょういんかうようにしてください。

そのほか危険きけんものについて

ニホンマムシ

 危険きけんもの代表格だいひょうかく小型こがたのヘビです。やぶのなかこのみ、外周がいしゅう道路どうろ沿いのいしかぶうえでひなたぼっこをしていることがあります。基本的きほんてきちかづかなければ攻撃こうげきしてくることはありません。まんいちまれた場合ばあいはすぐに病院びょういん治療ちりょうをする必要ひつようがあります。

ヤマカガシ

体調たいちょう1mほどのカラフルなヘビで水辺みずべおおく、カエルやオタマジャクシをべます。どくのあるヒキガエルをべることでそのどく利用りようします。性格せいかくはおとなしく攻撃こうげきしてくることはまずありませんが、どくはマムシ以上いじょうつよいです。

ムカデ

のたまった場所ばしょいししたたおれたしたなどにいてほかもの昆虫こんちゅうなど)をらえてべます。キャンプなどのときいだくつなかにムカデがはいみ、づかずにはくと激痛げきつうがはしります。まれた場所ばしょおおきくれ、発熱はつねつすることもあります。ムカデのどくはハチにていて、まれた場合ばあい対処たいしょ方法ほうほうはハチの場合ばあい同様どうようです。

ドクガ・イラガの仲間なかま

いわゆる毛虫けむしといわれる幼虫ようちゅう仲間なかまおおくはどくっていませんが、ドクガやイラガの仲間なかまなどはどくっています。ドクガは毒針毛どくしんもうというどくのあるち、まゆや成虫せいちゅうになってもそのからだ付着ふちゃくさせています。“デンキムシ”ともばれるイラガの幼虫ようちゅうされるとつよいたみがともないます。されてしまった場合ばあいはセロハンテープなどを使つかったり水洗みずあらいして毒針毛どくしんもうのぞき、むしされのくすりります。


ドクガの幼虫ようちゅう


イラガの仲間なかま幼虫ようちゅう

アオカミキリモドキ・アオバアリガタハネカクシ

アオカミキリモドキの仲間なかま体内たいないにカンタリジンという毒成分どくせいぶんち、あやまってつぶしてしまい体液たいえきれるとヤケドのような状態じょうたいになります。初夏しょか観察会かんさつかいおこなうとかならずといってよいほどつかります。アオバアリガタハネカクシの仲間なかま体内たいないにペデリンという毒成分どくせいぶんち、おなじようにヤケドのような炎症えんしょうこします。よる街灯がいとうなどのかりにんでくる習性しゅうせいがあります。


アオカミキリモドキ

カエルの仲間なかま

ヒキガエルは皮膚ひふからどくすので有名ゆうめいです。おとなしいカエルでよほどのことがないかぎどく分泌ぶんぴつすることはありませんが、非常ひじょう強力きょうりょくなので直接ちょくせつさわってはいけません。アマガエルなどのほかのカエルや両生類りょうせいるいなども皮膚ひふ抗菌こうきん成分せいぶん分泌ぶんぴつしていて、直接ちょくせつさわったをこすると炎症えんしょうこすことがあります。


アマガエル


ヒキガエル

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