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しぜんのたより

7月ヤマユリ(2008年6月29日掲載)

ヤマユリは7月(がつ)中旬(ちゅうじゅん)から8月上旬(じょうじゅん)の、一年(いちねん)でもっともあつい時期(じき)に、日(ひ)あたりのよい場所(ばしょ)を好(この)んで、白(しろ)いおおきな花(はな)を咲(さ)かせます。花の直径(ちょっけい)は20センチくらいになり、ユリのなかまとしては世界最大級(せかいさいだいきゅう)であり、その堂々(どうどう)としたすがたからユリの王様(おうさま)ともよばれる、日本特産(にほんとくさん)の植物(しょくぶつ)です。

一株(ひとかぶ)に数輪(すうりん)、おおきいものでは十数輪(じゅうすうりん)もの花をつけますが、花にくらべて茎(くき)は細(ほそ)く長(なが)いので、重(おも)さにたえられず、ほかの草(くさ)によりかかるようにして花を咲かせます。

こどもの国(くに)がある神奈川県(かながわけん)の花に指定(してい)されていて、園内(えんない)では外周道路(がいしゅうどうろ)や桜堤(さくらずつみ)などでみることができます。ただ、この時期はとてもあついので、プールやせせらぎは水(みず)あそびをたのしむ親子(おやこ)でにぎわっていても、園内を散策(さんさく)する人(ひと)はすくなく、ヤマユリの素敵(すてき)な花をたのしむ人はあまりいないようです。

花はとてもよい香(かお)りをただよわせ、それにさそわれてアゲハチョウやスズメガなどがやってきて花粉(かふん)をはこびます。鱗粉(りんぷん)でおおわれたチョウのはねにもくっつきやすいように、花粉はべたべたしていて、服(ふく)などにつけてしまうとなかなかとれません。

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