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しぜんのたより

8月コバギボウシ(2008年7月28日掲載)

エアコンのあるくらしがすっかりあたりまえだとおもっている私(わたし)たちには、夏(なつ)の日中(にっちゅう)は外(そと)に出(で)るのがいやになるほど暑(あつ)く感(かん)じます。

それでもこどもの国(くに)は木陰(こかげ)が多(おお)く、すこしの風(かぜ)さえあればさわやかに感じることもあります。木陰をさがしながら牧場前(ぼくじょうまえ)を通(とお)り第二(だいに)トンネルに入ると、すこしひんやりして天然(てんねん)の冷蔵庫(れいぞうこ)みたいできもちがよいです。

トンネルをぬけたところは北(きた)に開(ひら)いた谷(たに)になっていて、一年(いちねん)でもっとも暑い8月上旬(じょうじゅん)~中旬(ちゅうじゅん)に、コバギボウシが花(はな)を咲(さ)かせます。高原(こうげん)の湿地(しっち)に咲く花として紹介(しょうかい)されることも多い植物(しょくぶつ)ですが、こどもの国のような低地(ていち)の谷などでもみることができます。咲いている場所(ばしょ)のせいかもしれませんが、淡(あわ)い紫色(むらさきいろ)の花はなんとなく神秘的(しんぴてき)な雰囲気(ふんいき)をただよわせています。

花にはハチやアブなどが蜜(みつ)を求(もと)めてやってきます。また、花の上(うえ)にはクモが乗(の)っていて、蜜を求めてやってきた昆虫(こんちゅう)をつかまえようとまちかまえていたりします。私たち人間(にんげん)は、きれいだねとながめて通(とお)りすぎるだけかもしれませんが、ちいさな生(い)き物(もの)たちにとっては、命(いのち)をつなぐ大切(たいせつ)な場所(ばしょ)なのです。

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