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しぜんのたより

9月ヌスビトハギ(2008年8月29日掲載)

ヌスビトハギの花(はな)はピンク色(いろ)で、ひとつひとつはちいさいのですが、内周道路(ないしゅうどうろ)沿(ぞ)いの斜面(しゃめん)にまとまって咲(さ)く姿(すがた)はなかなかみごとです。

「ヌスビト<盗人>」とは泥棒(どろぼう)のことで、かわいらしい花(はな)にくらべてひどい名前(なまえ)をつけられたものです。泥棒が足音(あしおと)をたてないように、足(あし)の裏(うら)の外側(そとがわ)だけをつかって歩(ある)いたあとが実(み)のかたちに似(に)ているからとか、泥棒のしのび足のかたちが実に似ているなど、名前の由来(ゆらい)にはいくつか説(せつ)があるようです。

ヌスビトハギの実の表面(ひょうめん)にはえている毛(け)は、カサの柄(え)のように先(さき)がまがっていて、動物(どうぶつ)の毛などにくっついて遠(とお)くに運(はこ)んでもらいます。みなさんも草(くさ)むらを歩いていたら、たくさんの種(たね)がズボンにくっついたことがあるでしょう。このような植物(しょくぶつ)の種は、いつからだれが言(い)いだしたのかはわかりませんが「ひっつき虫(むし)」とよばれています。ほかにもオオオナモミ、イノコヅチ、キンミズヒキ、コセンダングサなどの種がひっつき虫で、秋(あき)のこどもの国(くに)では、たくさんみられます。どのようなひっつき虫の種類(しゅるい)があるのか、しらべてみると楽(たの)しいかもしれません。

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