1. しぜん
  2. しぜんのたより
  3. 5月
  4. ホオノキの花

しぜんのたより

5月ホオノキの花(2009年4月29日掲載)

(みどり)がぐんと濃(こ)くなる5月(がつ)は、たくさんの生(い)き物(もの)でにぎやかです。雑木林(ぞうきばやし)の木々(きぎ)も花(はな)を咲(さ)かせるものが多(おお)く、散策(さんさく)するとあたらしい発見(はっけん)がいろいろあってたのしい時期(じき)です。でも、木の花はたかいところについていて、葉(は)で下(した)からは見(み)えづらいので、地面(じめん)に花びらがおちるころになってからきづくことが多いようにおもいます。

そのような木の花でも、一番(いちばん)(おお)きい花を咲かせるのがホオノキでしょう。人(ひと)の顔(かお)がすっかりかくれてしまうほどの大きな葉っぱのせいで、その大きな花も木の下からは見つけづらいのですが、尾根(おね)沿(ぞ)いからなど観察(かんさつ)しやすい場所(ばしょ)もあります。あまりきれいな花だとはおもいませんが、強(つよ)めのよい香(かお)りをただよわせて、虫(むし)を誘(さそ)っています。

飛騨高山(ひだたかやま)の名物(めいぶつ)、朴葉(ほおば)味噌(みそ)でご存知(ぞんぢ)の方(かた)も多いでしょう。葉が大きいことから食器(しょっき)のかわりに使(つか)われたほか、この葉で包(つつ)んでおくとカビがはえにくいことから保存(ほぞん)にも利用(りよう)されたり、こどもはお面(めん)をつくって遊(あそ)んだり、昔(むかし)から人々(ひとびと)のくらしになじみ深(ぶか)い植物(しょくぶつ)のひとつです。

目的で探す

目的でさがす

閉じる