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しぜんのたより

9月ハイイロチョッキリ(2009年8月29日掲載)

外周道路(がいしゅうどうろ)を散策(さんさく)していると、枝(えだ)ごと落(お)ちている青(あお)いドングリ【写真上】をたくさんみかけます。あんまりたくさん落ちているので、秋(あき)にはドングリが実(みの)らないのではないかとおもえるときもあります。

落ちている枝の根元(ねもと)は刃物(はもの)で切(き)ったようにまっすぐになっていて、だれかがいたずらをしたのではないかと疑(うたが)ってしまいます。でもじつは、ハイイロチョッキリ【写真下】という1センチくらいの虫(むし)のしわざなのです。

青いドングリの帽子(ぼうし)の部分(ぶぶん)には黒(くろ)い点(てん)がついています。これはハイイロチョッキリが穴(あな)をあけた跡(あと)で、ドングリを割(わ)ってみると、小(ちい)さな部屋(へや)にうみつけられた卵(たまご)がみつかります。卵をうみつけると枝を切り落とします。長(なが)い口(くち)の先(さき)はノコギリのようにギザギザになっていて、この口をつかって穴をあけたり、枝を切ったりします。

小さな虫なのでみつけるのはちょっと大変(たいへん)です。カサをさかさまにひろげて、クヌギやコナラの枝をたたいてみると、ぽろっとカサの中(なか)に落ちてきてつかまえることができます。ただし、ハイイロチョッキリ以外(いがい)にもいろいろな虫が落ちてきますから、頭(あたま)や背中(せなか)に落ちても大丈夫(だいじょうぶ)なように用心(ようじん)して、チャレンジしてみてください。

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