1. しぜん
  2. しぜんのたより
  3. 3月
  4. タチツボスミレ

しぜんのたより

3月タチツボスミレ(2010年2月28日掲載)

こども国(くに)では10種類(しゅるい)のスミレの仲間(なかま)が咲(さ)きますが、タチツボスミレはもっとも普通(ふつう)に見られます。下草(したくさ)が刈(か)られたあかるい雑木林(ぞうきばやし)では、淡(あわ)い紫色(むらさきいろ)のじゅうたんが地面(じめん)をおおってしまうようにたくさん花(はな)を咲かせます。

3月(がつ)下旬(げじゅん)から4月上旬ごろがもっともきれいな時期(じき)ですが、早(はや)いものは2月頃(ごろ)には、おち葉(ば)の間(あいだ)から顔(かお)を出(だ)していたり、秋(あき)の小春日和(こはるびより)にも花を見つけたりすることがあります。花は淡い紫色が基本(きほん)ですが、かなり色の濃(こ)いものや、ぎゃくに白(しろ)に近(ちか)いものもあります。

3月は、春がもうすぐそこまできているのに、なかなか冬(ふゆ)がいすわって、動(うご)かないようにかんじる時期(じき)ですが、タチツボスミレが一面(いちめん)に咲き出すのを合図(あいず)にして、たくさんの野(の)の花が勢(いきお)いよく咲きはじめます。コスミレ、アカネスミレ、カントウタンポポ、キランソウ、ホトケノザ、ヘビイチゴ、ハハコグサなどが野のあちこちに見られるようになり、それを追いかけるようにしてキブシやコブシ、そしてサクラが咲きはじめます。それはまさに冬がさって春にかわる瞬間(しゅんかん)そのものです。

目的で探す

目的でさがす

閉じる