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しぜんのたより

5月タツナミソウ(2010年4月29日掲載)

(いろ)あざやかな花(はな)が咲(さ)く4月(がつ)にくらべると、5月は新緑(しんりょく)の季節(きせつ)という印象(いんしょう)があります。木(き)の花ではエゴノキ、ミズキ、ウツギなど、草本(そうほん)ではドクダミ、ナルコユリなど白(しろ)い花がおおい気(き)がします。こどもの国でたくさんみられるカントウタンポポは、5月も十日(とおか)をすぎるとみんな綿毛(わたげ)になってしまいます。梅林(うめばやし)入口(いりぐち)にある無名戦士像(むめいせんしぞう)の周辺(しゅうへん)では、そんな綿毛にまじって青紫色(あおむらさきいろ)のタツナミソウが花を咲かせます。

花の様子(ようす)がうちよせる波(なみ)のようなところから立浪草(たつなみそう)という名前(なまえ)がつけられました。ナマズが口(くち)をあけたようなすがたの花が、何段(なんだん)もかさなってきれいな花穂(かすい)をつくります。花の口元(くちもと)の白い模様(もよう)があわだつ波のように見えて、まさに名前のとおりのすがたをしています。

無名戦士像周辺では斜面(しゃめん)一面(いちめん)に咲き、とてもみごとです。木漏(こも)れ日(び)のなかに咲く様子もよいのですが、雨(あめ)(あ)がりなどはより花の色があざやかな気がします。ほかにも外周道路(がいしゅうどうろ)の道端(みちばた)でよく見られます。タツナミソウの花の色はとても印象(いんしょう)(ぶか)く、ちょっと神秘的(しんぴてき)なかんじがします。

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