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しぜんのたより

1月ロゼット(2010年12月30日掲載)

ロゼットとよばれる姿(すがた)で冬(ふゆ)をすごす植物(しょくぶつ)があります。タンポポやハルジオン、オオバコなどがその代表例(だいひょうれい)です。ロゼットとはもともとバラの花(はな)の形(かたち)を表(あらわ)す言葉(ことば)です。タンポポなどはほとんど茎(くき)を伸(の)ばさず、地面(じめん)にはいつくばるように葉(は)っぱをひろげます。それを上(うえ)から見(み)ると、まんなかから輪(わ)を描(えが)くように周囲(しゅうい)に葉をひろげている様子(ようす)がわかります。この姿がバラの花の形に似(に)ているというわけです。

ところで、どうしてこのような姿で冬をすごすのでしょうか。天気(てんき)のよい日に日当(ひあ)たりのよい芝生(しばふ)などで寝転(ねころ)んでみて下(くだ)さい。お友達(ともだち)と一緒(いっしょ)に足(あし)の先(さき)をまんなかにして、ごろんとロゼットの葉っぱの様(よう)に寝転んでみるとよいでしょう。しばらくそのままでいると、冬のやさしい日差(ひざ)しを体(からだ)全体(ぜんたい)にあびてぽかぽかあたたかくなってきます。なるほど、だからこのような姿をしているのですね。

園内(えんない)を散策(さんさく)していると、ここにあげたもの以外(いがい)のいろいろな植物(しょくぶつ)のロゼットを見ることができます。とくに日当たりのよい場所(ばしょ)にあるものは、早々(はやばや)と春(はる)を感(かん)じて花を咲(さ)かせていることもあるでしょう。

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