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しぜんのたより

2月オオイヌノフグリ(2011年2月1日掲載)

2月になるとずいぶん日差(ひざ)しが暖(あたた)かく感(かん)じられる日(ひ)があります。そんな日は地面(じめん)いっぱいに小(ちい)さな青(あお)い花(はな)が咲(さ)いているのに気(き)づくでしょう。オオイヌノフグリはもともとヨーロッパ原産(げんさん)で、明治時代(めいじじだい)の初(はじ)めごろに日本(にっぽん)に帰化(きか)しました。今ではそれが広(ひろ)がり、全国的(ぜんこくてき)な雑草(ざっそう)となっています。嫌(きら)われることの多(おお)い帰化植物(きかしょくぶつ)ですが、早春(そうしゅん)の風景(ふうけい)にとてもマッチしていてみんなに好(す)かれているようです。

(さむ)い日でもよく晴(は)れた日は地表付近(ちひょうふきん)の温度(おんど)が高(たか)くなります。温度が15度になるとオオイヌノフグリは開花(かいか)しはじめます。ひとつの花は1日しか咲かず、午前中(ごぜんちゅう)に開(ひら)いて夕方(ゆうがた)にはしぼんでしまいます。花を閉(と)じる前(まえ)に、おしべがめしべにだんだんよっていく様子(ようす)が観察(かんさつ)できます。これは花粉(かふん)を運(はこ)んでくれる昆虫(こんちゅう)がすくない寒い時期(じき)でも、受粉(じゅふん)できるように工夫(くふう)しているのだと考(かんが)えられています。

名前(なまえ)は実(み)の形(かたち)がイヌのふぐり(キン○マのこと)に似(に)ていることからつけられました。英語名(えいごめい)はキャッツアイ【猫(ねこ)の目(め)】で、和名(わめい)とはぜんぜん印象(いんしょう)が異(こと)なります。みなさんならどんな名前をつけるのでしょうか。

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