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しぜんのたより

4月ヤエザクラ(2011年4月5日掲載)

(さくら)といえばソメイヨシノの花(はな)を思(おも)いうかべる人(ひと)がほとんどでしょう。あちこちの桜がすっかりソメイヨシノにとってかわったのはここ100年(ねん)くらいのことで、江戸時代(えどじだい)の桜の名所(めいしょ)ではいくつもの品種(ひんしゅ)が順々(じゅんじゅん)に花を咲(さ)かせていき、お花見(はなみ)を楽(たの)しめる期間(きかん)も随分(ずいぶん)と長(なが)かったようです。

ソメイヨシノが花を散(ち)らし、お花見でお祭(まつ)り騒(さわ)ぎだった園内(えんない)が落(お)ち着(つ)きをとりもどしはじめた頃(ころ)にヤエザクラが咲きはじめます。内周道路(ないしゅうどうろ)沿(ぞ)いに多(おお)く植(う)えられている関山(カンザン)や普賢象(フゲンゾウ)などの他(ほか)、十数種類(じゅうすうしゅるい)ほどの品種(ひんしゅ)があります。花の時期(じき)は少(すこ)しずつ違(ちが)い、4月下旬(げじゅん)ごろまで楽しめます。花びらが何重(なんじゅう)にも重(かさ)なりぼってりとした感(かん)じの花が多く、花と同時(どうじ)に葉(は)も開(ひら)きます。同(おな)じ桜でもソメイヨシノとは随分(ずいぶん)と様子(ようす)がちがいます。

かわった品種(ひんしゅ)では黄緑色(きみどりいろ)の八重(やえ)の花を咲かせる御衣黄(ギョイコウ)【写真右】があり、4月中旬(ちゅうじゅん)ごろに咲きはじめます。内周道路から白鳥湖(はくちょうこ)にむかう道の途中(とちゅう)にあるのですが、黄緑色の花は新緑(しんりょく)にまぎれてあまり目立(めだ)たず、気(き)づかれないことも多いようです。

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