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しぜんのたより

10月キンモクセイ(2012年9月30日掲載)

キンモクセイは中国南部原産(ちゅうごうなんぶげんさん)、モクセイ科(か)、雌雄別株(しゆうべつかぶ)の常緑樹(じょうりょくじゅ)で、日本(にほん)には江戸時代(えどじだい)ころ雄株(おかぶ)だけ渡来(とらい)しました。
雄株なので、実(み)はつきませんが、10月上旬(がつじょうじゅん)になるとオレンジ色(いろ)の可愛(かわい)らしい小花(こばな)を密集(みっしゅう)して咲(さ)かせます。何(なん)と言(い)っても香(かお)りが強(つよ)いので、咲き始(はじ)めると、花を目(め)にするより先(さき)に匂(にお)いで気付(きづ)きます。
その特徴的(とくちょうてき)な甘(あま)い香(かお)りは、中国ではお茶(ちゃ)やお酒(さけ)、調味料(ちょうみりょう)の香りづけとしてつかわれます。日本では昔(むかし)はトイレの近(ちか)くに植(う)えられたり、芳香剤(ほうこうざい)として使(つか)われたり、同(おな)じ香りでもちょっと可哀(かわい)そうな使われ方(かた)をされてしまいました。そんなせいか年代(ねんだい)によってはあまり良(よ)いイメージがない人(ひと)もいるかもしれません。
花の寿命(じゅみょう)は短(みじか)いので見(み)て愛(め)でたり、香りを楽(たの)しんだりするのは一時(いっとき)のことです。園内(えんない)ではバーベキュー場(じょう)や正面入口脇(しょうめんいりぐちわき)などに植(う)えられています。特(とく)になかよし広場(ひろば)の大(おお)きな木(き)が、この時期(じき)オレンジ色の花でいっぱいになります。花は小(ちい)さいので近(ちか)くに寄(よ)らないとわかりませんが、甘い香りと共(とも)に秋(あき)の訪(おとず)れを感(かん)じてみてはいかかでしょうか。

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