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しぜんのたより

12月メタセコイア(2012年11月30日掲載)

12月(がつ)の園内(えんない)は、様々(さまざま)な形(かたち)の落(お)ち葉(ば)が見(み)つかります。
キャンプ場(じょう)周辺(しゅうへん)を埋(う)めつくすのは、スギ科(か)の落葉針葉樹(らくようしんようじゅ)、メタセコイアの葉(は)っぱです。
(とり)の羽状(はねじょう)の形をしています。このあたりにまとまって植(う)えられているので、じゅうたんを敷(し)き詰(つ)めたようになっています。
一般的(いっぱんてき)に針葉樹は常緑(じょうりょく)のものが多(おお)く、落葉するのは珍(めずら)しいのです。
珍しいはずです。この木(き)は以前(いぜん)、100万年以上(まんねんいじょう)も昔(むかし)に絶滅(ぜつめつ)したと信(しん)じられていました。日本各地(にほんかくち)で化石(かせき)しか見つからなかったからです。それが1945年(ねん)、中国(ちゅうごく)で突然(とつぜん)、立木(たちき)が発見(はっけん)されました。
その後(ご)、種(たね)や挿(さ)し木(き)で増(ふ)やされて世界中(せかいじゅう)に広(ひろ)がり、日本(にほん)に入(はい)ってきたのは1949年のことです。
比較的(ひかくてき)最近(さいきん)なのですが、全国(ぜんこく)の公園(こうえん)や学校(がっこう)などで盛(さか)んに植えられました。成長(せいちょう)が早(はや)く樹高(じゅこう)が高(たか)い上(うえ)、針葉樹らしい円(えん)すい形(けい)の美(うつく)しい樹形(じゅけい)は遠(とお)くからでも目立(めだ)ちます。生(い)きた化石といわれますが、今(いま)ではすっかりおなじみの植物(しょくぶつ)です。
(ふゆ)の始(はじ)まりには鮮(あざ)やかな紅葉(こうよう)を、散(ち)った後(あと)には落ち葉の光景(こうけい)を楽(たの)しませてくれます。

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