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しぜんのたより

2月ネコヤナギ(2013年2月1日掲載)

厳冬(げんとう)まっただ中(なか)ですが、児童(じどう)センター周辺(しゅうへん)のネコヤナギは、フサフサと柔(やわ)らかい猫(ねこ)のしっぽを付(つ)け、冬(ふゆ)の日差(ひざ)しを浴(あ)びて銀白色(ぎんはくしょく)に輝(かがや)いています。
このしっぽ、花穂(かすい)といいます。花軸(かじく)に猫の毛(け)のようなものが群(むら)がって生(は)え、ちょうど稲穂(いなほ)のような形(かたち)です。見(み)た感(かん)じ、触(さわ)った感じは猫のしっぽ。ネコヤナギと名付(なづ)けられたのも当然(とうぜん)です。
ネコヤナギは雌雄別株(しゆうべっしゅ)で、今(いま)の段階(だんかい)では雌雄どちらの花穂かはよく分(わ)かりません。開花(かいか)といっても、普通(ふつう)の花(はな)びらではなく、猫の毛の下(した)からおしべ・めしべが伸(の)びてきます。
3月(がつ)以降(いこう)、雄花(おばな)はおしべの先端(せんたん)に赤(あか)いやくを付けます。やくが開(ひら)くと黄色(きいろ)い花粉(かふん)がでてくるので赤から黄色へと色を変(か)えるように見えます。一方(いっぽう)雌花(めばな)はめしべの先端に黄色っぽい柱頭(ちゅうとう)をつけます。花の後(あと)に実(み)が熟(じゅく)して割(わ)れると、「柳絮(りゅうじょ)」と呼(よ)ばれる綿毛(わたげ)に包(つつ)まれたタネを出(だ)します。
北海道(ほっかいどう)から九州(きゅうしゅう)まで、全国(ぜんこく)の水辺(みずべ)に広(ひろ)く自生(じせい)するネコヤナギ。葉(は)よりも早(はや)く花を付けるため、春(はる)を告(つ)げるヤナギとして親(した)しまれています。
花穂の伸(の)び具合(ぐあい)を見ていると、春がどこまで来(き)ているか、実感(じっかん)できます。

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