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しぜんのたより

10月ヤクシソウ(2013年10月6日掲載)

(あき)に咲(さ)く花(はな)の一(ひと)つにキク科(か)タンポポ亜科(あか)オニタビラゴ属(ぞく)の2年草(ねんそう)、ヤクシソウがあります。各地(かくち)に分布(ぶんぷ)し、日当(ひあ)たりのよい道端(みちばた)などで、茎(くき)の先(さき)などに2センチに満(み)たない小(ちい)さな黄色(きいろ)い花を咲かせます。
花びらのように見(み)える一つひとつが舌状花(ぜつじょうか)と呼(よ)ばれる花で、根元(ねもと)から雌(め)しべが伸(の)びています。その下(した)の部分(ぶぶん)には集葯雄蕊(しゅうやくゆうずい)と呼(よ)ばれる花粉(かふん)のつまっていた葯(やく)が何個(なんこ)か集(あつ)まって筒状(つつじょう)になったものがついています。
花びらの先(さき)にはギザギザの切(き)り込(こ)みが五(いつ)つあり、茎(くき)や葉(は)を切(き)ると白(しろ)い乳液(にゅうえき)が出(で)てくることがタンポポ亜科の特徴(とくちょう)で、花のつくりはタンポポと同(おな)じです。
名前(なまえ)の由来(ゆらい)は、葉の形(かたち)が薬師如来(やくしにょらい)の光背(こうはい)に似(に)ているから、あるいは昔(むかし)は薬草(やくそう)として使(つか)われていたからなど諸説(しょせつ)ありますが、はっきりしません。
だんだん花が少(すく)なくなってしまう季節(きせつ)ですが、寒(さむ)くなるまでの長(なが)い期間(きかん)、目(め)を楽(たの)しませてくれます。

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