1. しぜん
  2. しぜんのたより
  3. 12月
  4. テントウムシの越冬

しぜんのたより

12月テントウムシの越冬(2009年12月4日掲載)

(さむ)い冬(ふゆ)は、虫(むし)たちにとってけっして活動(かつどう)しやすい季節(きせつ)ではありません。多(おお)くの虫は冬の間(あいだ)じっとして春(はる)がくるのをまちます。

その方法(ほうほう)はカマキリのように卵(たまご)で冬をこすものや、カブトムシのように幼虫(ようちゅう)の姿(すがた)で土(つち)の中(なか)で冬をこすもの、また、成虫(せいちゅう)のままおち葉(ば)の下(した)や木(き)の皮(かわ)の下などでじっとしてすごすものなどいろいろです。

(あき)に木にわらを巻(ま)いておくと、その中で寒い冬をすごそうと、カメムシやテントウムシ、クモ、ダンゴムシなどがあつまってきます。テントウムシ(ナミテントウ)【写真】は集団(しゅうだん)で越冬(えっとう)するので、とくにたくさんあつまっています。いろいろな模様(もよう)がありますが、すべておなじナミテントウです。

毎年(まいとし)12月(がつ)には観察会(かんさつかい)をおこなっていて、わらをはずして中にいる虫を観察しています。わらをはずしてしばらくすると、ひとつにかたまっていたテントウムシたちはバラバラになり、新(あたら)しい越冬場所(えっとうばしょ)をさがして飛(と)び去(さ)っていきます。せっかく気(き)にいった越冬場所がなくなり迷惑(めいわく)でしょうが、こどもたちに自然(しぜん)の様子(ようす)を知(し)ってもらうため、このときだけはあきらめてもらっています。

目的で探す

目的でさがす

閉じる