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しぜんのたより

9月ゲンノショウコ(2013年9月5日掲載)

(なつ)から秋(あき)にかけて咲(さ)く花(はな)の一(ひと)つにフウロウソウ科(か)の多年草(たねんそう)、ゲンノショウコという植物(しょくぶつ)があります。日本各地(にほんかくち)の日当(ひあ)たりのよい草原(そうげん)や道端(みちばた)で見(み)られ、赤(あか)や白(しろ)の小花(こばな)を咲(さ)かせます。こどもの国(くに)では両方(りょうほう)の色(いろ)を見(み)ることができます。
(ふる)くより整腸薬(せいちょうやく)として使(つか)われ、その効(き)き目(め)がすぐに表(あらわ)れるので「現(げん)に効(き)くのが証拠(しょうこ)」と名付(なづ)けられたようです。ドクダミなどと共(とも)に民間薬(みんかんやく)の代表(だいひょう)で今(いま)でも医薬品(いやくひん)に使われています。
咲き始(はじ)めは雄(お)しべの先(さき)についている紫色(むらさきいろ)の葯(やく)が目立(めだ)ちますが、やがて葯は落(お)ちてしまい、今度(こんど)は雌(め)しべの先(さき)が開(ひら)き始めます。自家受粉(じかじゅふん)を防(ふせ)ぐためのしくみのようですが、葯が落ちてしまうとさっぱりとした印象(いんしょう)で、ちょっとさみしくなってしまいます。
(たね)を飛(と)ばした後(あと)の形(かたち)が神輿(みこし)の屋根(やね)に似(に)ているのでミコシグサとも呼(よ)ばれています。

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