1. しぜん
  2. 秋の自然&イベント
  3. バッタを観察しよう

バッタを観察かんさつしよう

うえ写真しゃしんにバッタがかくれいているよ。どこにいるかわかるかな?(こたえは一番下いちばんした

バッタってどんな昆虫こんちゅう

 バッタはとても身近みじか昆虫こんちゅうです。バッタの仲間なかまおおくは草地くさちんでいます。それもどちらかというとたかくさでびっしりおおわれたところではなく、地面じめんえていて、てんてんとくさえている場所ばしょこの種類しゅるいおおく、ひとはいってきやすい場所ばしょにいます。バッタもはねっていてぶことが出来できますが、トンボなどにくらべればちからつよくないので、比較的ひかくてきつかまえやすい昆虫こんちゅうです。こどもが自然体験しぜんたいけんするさいに、一番いちばん最初さいしょせっするのにちょうどよいのがバッタです。

1.バッタはいつられるの?

 バッタの仲間なかまおおくはなつからあきにかけてられます。おおくの種類しゅるい草地くさちみ、エノコログサやメヒシバなどのイネ野草やそうべてそだちます(写真上しゃしんうえ:ススキをべるショウリョウバッタ)。ほとんどの種類しゅるいあきたまごつちなかみ、おやんでしまいます。ふゆしてふたたなつむかえる6月頃がつごろに、たまごから幼虫ようちゅう誕生たんじょうします。

2.バッタのかおは2種類しゅるい

 バッタのかおひだりようなおめんみたいなまるかお(クルマバッタ)と、みぎのようなとがった三角さんかくかお(オンブバッタ)の2種類しゅるいがあります。

3.おな種類のバッタでも緑色みどりいろ茶色ちゃいろのものがいる

 バッタは「保護色ほごしょく」をしていて、くさうえ地面じめんにいるととてもつかりづらい模様もようをしています。写真しゃしんみぎひだりおなじクルマバッタですが、緑色みどりいろ茶色ちゃいろ全然ぜんぜんいろちがいます。バッタの幼虫ようちゅうそだ環境かんきょうによっていろわるようです。

4.バッタはオスよりメスのほうがおおきい

 バッタは基本的きほんてきにオスよりもメスのほうがおおきいです。交尾こうびをするためにオスはメスの背中せなかにしがみつきます。種類しゅるいによってはおおきさがずいぶんちがうので、別々べつべつ種類しゅるいのバッタと勘違かんちがいしてしまうことも。(写真しゃしんはコバネイナゴ)

5.バッタとキリギリスのちが

 バッタの触角しょっかくふとくてみじかいのにたいし、キリギリスの仲間なかまかみのようにほそからだよりもながいです。

6.バッタの観察かんさつにおすすめの場所ばしょ

 児童じどうセンターおく畑周辺はたけしゅうへん草地くさちや、白鳥湖はくちょうこのいかだちかくのトイレわき階段かいだんのぼった場所ばしょにある小広場しょうひろばはたくさんのバッタがられておすすめです。どちらも日向ひなたになるので、帽子ぼうしをかぶるなど対策たいさくをしましょう。

 バッタを観察かんさつするさいにはくさむらにはいることになります。たんパンやサンダルなどで足元あしもとはだしたままくさむらにはいると、くさのふちできず出来できたり、虫刺むしさされの原因げんいんになります。また、あき非常ひじょうおお時期じきです。そのため足元あしもとながズボン、うごきやすいくつはださないこと、むしよけなどを利用りようして対策たいさくをするようにしてください。

自然観察しぜんかんさつ虫捕むしとりするとき注意ちゅうい


こどものくにられるバッタの種類しゅるい

オンブバッタ(オンブバッタ

 メスがオスをおんぶしている様子ようすがよくられる、比較的ひかくてきどこの草地くさちでもられる小型こがたのバッタです。ほかのバッタとちがいイネくさではなく、ヨモギやオオバコ、クズなどの野草やそうこのんでべます。幼虫ようちゅうは6がつくらいからられ、成虫せいちゅうは8~11がつにかけてられます。ショウリョウバッタにていますが、細身ほそみのショウリョウバッタにくらべてオンブバッタはずんぐりしています。

ショウリョウバッタ(バッタ

 三角さんかくかおをしているバッタの代表格だいひょうかく。メスは日本にほんにいるバッタのなか最大さいだいで、幼児ようじのひらからはみすほどのおおきさです。メスが10センチちかくもあるのにオスはその半分はんぶんくらいのおおきさしかありません。またオスは「チキチキ」とおとててぶので「チキチキバッタ」ともばれます。幼虫ようちゅうは6月頃がつごろからられ、成虫せいちゅうは8~10がつられます。

ショウリョウバッタモドキ(バッタ

 ショウリョウバッタにているのでこの名前なまえばれます。ショウリョウバッタよりもずいぶんうしあしみじかからだ一直線いっちょくせんになるので、ほそっぱのうらでも見事みごとかくれることが出来できます。ススキのををこのみ、さがすとたいていつかります。ピンクいろ体色たいしょくをしたものがられます。幼虫ようちゅうは7がつごろから、成虫せいちゅうは8~11がつられます。

クルマバッタ&クルマバッタモドキ(バッタ

左上ひだりうえ】クルマバッタ(緑色みどりいろタイプ)【右上みぎうえ】クルマバッタモドキ(緑色みどりいろタイプ)
左下ひだりした】クルマバッタ(茶色ちゃいろタイプ)【右下みぎした】クルマバッタモドキ(茶色ちゃいろタイプ)

 クルマバッタとクルマバッタモドキはとてもていて、どちらもおなじような背丈せたけひく草地くさちこのみます。どちらもメスは大型おおがたですがトノサマバッタにくらべるとややちいさめです。オスはメスよりもひとまわりちいさいです。こどものくにではクルマバッタモドキのほうおおられ、それにくらべるとクルマバッタはややすくなめです。どちらも7がつごろに幼虫ようちゅうられるようになり、8~10がつ成虫せいちゅうられます。上手じょうず見分みわけられるようになるには、観察かんさつすることが大切たいせつです。

【クルマバッタとクルマバッタモドキの見分みわけ その1】

 クルマバッタはあたまうしろ(前胸背面ぜんきょうはいめん)がもりがるのにたいし、クルマバッタモドキはあまりもりがらず、「く」の模様もようられます。

【クルマバッタとクルマバッタモドキの見分みわけ その2】

 クルマバッタは前翅まえはねにしっかりと 模様もようはいりますが、クルマバッタモドキの前翅まえはね模様もようがはっきりしません。

【クルマバッタとクルマバッタモドキの見分みわけ その3】

 クルマバッタは後翅あとばねくろ模様もよう内側うちがわ黄色きいろく、クルマバッタモドキはけています。

 ちなみに、クルマバッタがんでいるとき後翅あとばねくろ模様もよう車輪しゃりんのようにえるので、その姿すがたからクルマバッタという名前なまえになりました。

トノサマバッタ(バッタ

 大型おおがたはねなが非常ひじょうちからつよいバッタです。ひろ草原そうげんのような場所ばしょこのみますので、こどものくにではなかなかつけられません。それでもたくさんの人数にんずうでバッタりをしていると、1人ひとりつかまえてきます。クルマバッタにある車輪しゃりんえるくろ模様もようは、トノサマバッタの後翅あとばねにはありません。

ヒナバッタ(バッタ

 ショウリョウバッタなどとおなじく、背丈せたけひく草地くさち普通ふつうられる小型こがたのバッタです。はるあきの2かい発生はっせいし、5~6がつと8~12がつ成虫せいちゅうられます。成虫せいちゅうられる時期じきくさむらのあちこちから「ジジジジジ…」とおとこえたら、それはヒナバッタがあしをこすりいているおとかもしれません。背中せなかに「く」の字模様じもようがあること、おなかに縞模様しまもようられること、はねしろいワンポイントがはいることなどでほかのバッタと見分みわけられます。

イボバッタ(バッタ

 くさあいだ地面じめん露出ろしゅつしているような場所ばしょられる小型こがたのバッタです。あたまうしろに2つのイボ(り)があることでほかのバッタと見分みわけられます。地面じめんうえにいると見事みごと保護色ほごしょくつけられませんが、ちかづくとねます。

コバネイナゴ&ハネナガイナゴ(バッタ

 この2種類しゅるいはとてもています。名前なまえとおり、おしりのさきよりはねみじかいのがコバネイナゴで、おしりのさきよりはねながいのがハネナガイナゴです。ただしコバネイナゴにはねながいタイプのものがいて、その場合ばあい見分みわけるのはかなりむずかしいです。

【コバネイナゴ(メス)とハネナガイナゴ(メス)の見分みわけ】

 ハネナガイナゴ(メス)のおなかにはとげじょう突起とっきがあり、コバネネイナゴ(メス)のおな場所ばしょにはこの突起とっきがありません。オスの場合ばあい、どちらにもおなじような突起とっきく、ここで見分みわけることができません。

ツチイナゴ(バッタ

 したなみだながしているような模様もようがあるのが特徴とくちょうで、こどものくににいるバッタのなか唯一ゆいいつ成虫せいちゅうのままふゆします。ススキの根元ねもとなどで越冬えっとうした成虫せいちゅうは、はるになると活動かつどうしはじめ産卵さんらんをします。7がつごろから幼虫ようちゅうられるようになり、はやいものは9がつ下旬げじゅん成虫せいちゅうになります。クズやススキのべます。

【バッタとイナゴなにちがうの?】

 バッタの名前なまえ由来ゆらいはよくわかっていませんが、パッタンとびはねる様子ようすからバッタとばれるようになったのではないかとわれることがあります。イナゴはむかしからいねべる昆虫こんちゅうとしてられていて、「いね」からイナゴになったというせつ有力ゆうりょくなようです。イナゴにはあごしたにノドボトケじょう突起とっきがあり、バッタにはそれがないという特徴とくちょうがありますが、それ以外いがい明確めいかくちがいはありません。以前いぜんはバッタとイナゴけられていましたが、現在げんざいではどちらもおなじバッタとして一緒いっしょあつかわれています。

フキバッタ(バッタ

 フキのこのんでべるのでフキバッタとばれます。くさむらではられず、はやし周辺しゅうへんられ、フキのほかクズなどをべます。5げつには幼虫ようちゅうられるようになり、8がつには成虫せいちゅうられます。9がつはいるとあまり姿すがたかけなくなります。はねみじかぶことができません。

ヒシバッタ(ヒシバッタ

 ひしがたの1センチくらいのちいさなバッタで、さむさのきびしい時期じきのぞいて早春そうしゅんから晩秋ばんしゅうまでられます。からだ模様もよう変化へんかがあり、つちうえでは保護色ほごしょく目立めだちません。


うえこたえ)

こどもの国のあそびかた

  • あそびガイド
  • マニア向けガイド
  • 乳幼児連れのお客様
  • 団体のお客様

目的で探す

目的でさがす

閉じる